お客様の話を聞けば、嬉しくなってもらえるから売れます
シンプルな営業のコツ.1 ⇒ お客様の話を聞く
売れる営業というのは、お客様の知りたいことに答えることです。
ならば、それを実現するための手段を考えれば良いわけですが、それは極めて単純です。
お客様の話を聞けば良いのです。それだけで、売れるようになります。
あなたが営業に困っているとすれば、お客様の話を聞くだけで売れるなんて、嘘みたいでしょう?しかし、あなた自身に当てはめてよく考えてみて欲しいのです。
お客様は「話したい」のです
あなたは人に話すのと、人の話を聞くのとどちらが好きでしょうか?
もっと言えば、どちらが気持ちよいでしょうか?
圧倒的に、自分で話すほうが気持ちよいですよね。ならば、お客様だって同じなのです。あなたに話しを聞いてもらうことで気持ちよくなることができる。
あなたがお店に行って、商品の説明ばかりしない店員と、あなたの話を聞いてくれる店員、どちらの店員から買いたいでしょうか?
もちろん、自分の話をしっかりと聞いてくれる店員から買いたいでしょう。
それは、自分のことを分かってくれる、だから信頼がおける人だ、という心理状態になるからです。
自分の話を真剣に聞いてくれる人のことを嫌いになるというのは難しい。ということは、お客様の話をしっかりと聞くことでお客様から信頼されるということになります。
そして、お客様がベラベラと気持ちよく喋ってもらうことができれば、お客様が勝手に自分の情報をどんどん営業担当者に提供してくれることになります。
そうすれば、お客様の知りたいことは自動的に分かるでしょう。
そのお客様の知りたいことに答えていけば、お客様の知りたいことだけを的確に回答・説明することができます。
お客様にとっては自分の知りたいことを教えてくれる営業担当者というのは、非常に大切な存在になる、というわけです。
優秀なトップセールスマンというのは、お客様の情報をお客様から喋らせることに長けている。(意識してそうしているのか、あるいは無意識にそうしているのかは別として)
そして、それについてお客様は「シマッタ!喋ってしまった・・・」ということにはならず、「あのセールスマンは自分のことを分かってくれる」と思うのです。だから、話を聞いているだけで売れてしまうということが起きるわけです。
あなたも経験があるでしょう?宴会などで取引先のご機嫌をとろうとして必死に話を聞いていたら、「君と話していると本当に楽しい。よし、取引しよう」みたいな経験が。
まさに、お客様は自分からいろいろと話したいと思っているのです。だから、営業というのはお客様の話を聞くということが大切になるのです。
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