コミュニケーションスキルがあれば自動的に売れます

営業担当者に必須のコミュニケーション力

売れない営業と売れる営業の違い。

そこには営業のコツの差があるわけですが、それはいったい何なのか?と問われれば【コミュニケーションスキルの有無】の差、ただこれだけです。

もちろん、あなたが拍子抜けするのも分かります。

しかし、実際に私もコミュニケーションスキルを高めることで、お客様の方から「売って欲しい」と頼まれるようになったのです。信じられないかも知れませんが、それは「コミュニケーションのパワー」というものを知らないからそう思うだけです。

 

お客様と信頼関係を築く

「商品やサービスを買う」ということをもう一度しっかりと考えてみる必要があります。

お客様との信頼関係例えば、髪の毛をカットしに行く場合、買うのは髪の毛をカットするという技術だけでしょうか?

それだけではないはずです。

例えば、美容師との会話を楽しんだり、息抜きに行ったり、誰かに話をきいてもらいたかったり。

つまり、商品やサービスというのはただそれだけを買っているわけではなく、また、買うタイミングによっても商品やサービスによってもそれは異なる、ということです。

髪が伸びたからカットする場合もあれば、それほど伸びてもいないのに気分転換でカットする場合もある。いつも通りの髪型で良い場合もあれば、明日は結婚式だから少しオシャレをしたいという場合もある。

明日は何かの受賞式があって、気分的に嬉しさいっぱいの時もあれば、少し落ち込んでいて美容師のお姉さんに悩みを相談したい場合もあるでしょう。

つまり、美容院や床屋というのは、単に髪の毛を切りに行く場所ではない

そして、お客様のその時の目的や動機にはさまざまな状況がある。だからこそ、お客様が何を考えているのか、お客様との会話の中でその本質を見つけ出しそれに応えていく。

そうすれば、そのお客様は「自分のことをいつもわかってくれる美容院」ということで、そこから離れることはない。

だから、自動的に売れていくのです。美容師だって、営業担当者ですから。

そこで必要なのは、コミュニケーションスキルだということです。

カットの技術も大切かも知れませんが、カットの技術の善し悪しなんて一般の人には一定のレベル以上であれば分からないでしょう。ならば、コミュニケーション力がなければ継続的には売れないということです。

 

美容院だけでなく、商品だって同じことです。

自分のために買う場合もあれば人にプレゼントすることもある。

自分ではこれが欲しいと思っているけれど、本当にそれが良いのか分からない・・・など、お客様が考えていることはみんな違うのです。

みんな違うからこそ、決まりきったセールストークでは通用しない

しっかりと個々のお客様に対して情報を受信し、それに適した情報を発信する。

そのやり取りの中で信頼関係が生まれ、結果的にお客様は納得して商品を買うから満足する。

だから、またあなたから買ってくれる。

それが営業のコツとしての正体である、コミュニケーションという本質なのです。

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