営業の本を買うならテクニックではなく考え方を重視する
営業の本はたくさんあってどれを買えば良いのか…
書店に行くと、ビジネス関係の棚には必ず「営業」というカテゴリーがあり、そこにはたくさんの営業に関する本が並んでいます。
もちろん、毎月のように営業の本は発売されていきますから、営業の本というのは無数に存在するということです。
実際に私も営業に関する本は大量に購入していますし、今でも書店に行って気になるものがあれば購入するようにしています。
基本が全て
しかし、結論からいえば営業に関する本というのは2種類に分類することができます。
1つは、営業に関する考え方(理論)を解説した、いわば基本書のような位置付けのもの。
もう一つは、営業に関するノウハウやテクニック(実践)が書かれた、マニュアル的なもの。
上記の2つのうち、いずれかについて書かれているか、両方の内容が盛り込まれているものがほとんどです。
そして、多くの営業担当者が、2つ目のノウハウやテクニックの本を志向するようです。
実際に私もそうでしたが、これはあまりオススメしません。
その理由は、結局はそのノウハウやテクニックは、当該著者の固有のもの(属人的)であったり、業界特性などがある、からです。
つまり、読み終わった後に満足感はあるのですが、結局満足しただけで終わるというのが典型的なパターンです。なぜならば、どうしてそれを行う必要があるのか、その理由(理論)が書かれていないため、読み手としては腹にしっかりと落とし込んだ上での行動をすることができない、というわけです。
そして、最終的には「あなただから売れたんでしょう」ということになってしまう。
要するに、誰もに再現性がある訳ではない。
本を読んだだけで行動レベルにまで落とせる人はほとんどいません。
「自分は違う!」と思うかも知れませんが、やはり実際にどのように使うのかを体験しないことにはなかなか難しい。ですから、当サイトでも実際に売れる営業のコツをDVDで見る・体験できるNLP通信講座をオススメしているのです。
営業の本を買うならば、営業に関する考え方を解説した本を買うことをオススメします。
こういった本には、お客さまが商品を買う理由や、その理由からどういう売り方が最適なのか?ということが順序立てて理論的に書かれていますので、読みやすく、腹に落とすことができます。
ノウハウやテクニック本よりも、あなたの頭の中に「営業の理論」、つまり基本が入り込むことで、結果が伴う可能性が高くなるのです。
営業の理論を、誰でも分かるように極めて読みやすく解説したオススメの1冊をご紹介しておきます。
【 図解 売れる営業のABC 】→アマゾンの紹介ページ
数ある営業の本の中でも、営業のことを体系的に理解するのに役立ちます。
もっとも、あなたはいまさら基本的なことなど興味のないことかも知れません。しかし、それは大きな誤解です。
この本の最大のメリットは「なぜお客様が商品を買うのか?」ということを、理論的に詳しく書かれていることです。
この考え方を知っているかどうかで、営業担当者として売れるか売れないかが変わってくる。それほどまでに重要なことが書かれています。
著者の綿貫有二氏は自らが豊富な営業経験を持つ経営コンサルタントでもあり、講師としても活躍されていますので、書かれている内容は基本ですが、よく読んでみると濃い内容ばかりです。
営業力強化検定の公式テキストにもなっていますから、項目ごとに内容が整理されていて読みやすいというのも良いと思います。
この本、不思議なことに「経営者ほど目からウロコ」という評価が高く、やはり営業というのは基本が重要なんだとあらためて再認識させられる内容です。
これから営業を始める人にも、今まで営業をしてきてハマッている人にもオススメします。
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